貸しスタジオに大型鏡を設置するポイント
サイズ・ミラーの質・重量・耐久性・設置のクオリティ

最近の健康志向の高まりにより、ヨガやダンスで汗を流したり、学校のダンスの授業の先取りをしたりと、貸しスタジオにはさまざまなニーズがあります。
ビルのテナントやマンションの一室で、貸しスタジオを開業しようという方もいらっしゃるのではないでしょうか？

貸しスタジオの開業にはインストラクターとしての専門性や経験も大事ですが、生徒さんの満足度を上げるための設備も整えておく必要があります。
とくにヨガやダンスの場合は、ポーズを確認するための大型鏡（ミラー）が欠かせません。

ここでは、貸しスタジオ・レンタルスタジオにミラーを設置するポイントをご紹介します。

貸しスタジオの開業時にミラーの設置が必要な理由

ミラー設置の是非は、教室のコンセプトやインストラクターの考え方によって変わります。
たとえばヨガの教室であれば、わざとミラーを見ないことによって、視覚だけに偏ることなく、聴覚や触覚などもバランス良く使って「人間が本来持っている五感を研ぎ澄ませる」効果を実感できるというメリットがあります。
一方で、ミラーを見ることで自身の姿勢を客観的にチェック、動きを微調整できるというメリットもあります。

とくにヨガやダンスの初心者の方であれば、正しいポーズを自分の目で確認せずに、手探り状態で身につけていくのはかなり難しいですし、間違った姿勢を取り続けることによって身体に負担を与えてしまうことも考えられます。

いざ必要になったときにミラーがないと、姿勢を熟知しているインストラクターは良くても、生徒さんはストレスを感じてしまうかもしれません。また、教室を開く際、生徒さんを募集する際に、ミラーの設置がないことが教室じたいの魅力を半減してしまうという心配もあります。

インストラクターが質の高いレッスンを提供するためにも、生徒さんが満足の行くレッスンを受講するためにも、貸しスタジオの開業時にはミラーの設置をおすすめします。

貸しスタジオのミラー設置ポイント

これから貸しスタジオ・レンタルスタジオを開業される方にとって、スタジオミラー選びは空間全体の雰囲気や印象を左右するほどの大きな課題となります。

スタジオミラーとひとくちに言っても、単純に大型のミラーを設置すれば良いというわけではありません。サイズや質など、ミラーの種類はさまざまあるため、用途に合ったミラー選びが重要です。ここでは、貸しスタジオ・レンタルスタジオに設置するスタジオミラー選びのポイントをご紹介します。

サイズ

スタジオに設置するような大型規格のミラーは、90cm×180cmが一般的です。しかし、ダンスやヨガなど全身を使ったエクササイズであれば、120㎝×180㎝以上のミラーをおすすめします。 スタジオの壁が横幅7m20cm(720cm)の場合、120cm×180cmの鏡を6枚並べる方が、90cm×180cmを7枚並べるよりも断然見栄えが良くなります。姿見としての役割だけでなく、スタジオ全体のインテリア意匠を考慮すれば、このサイズが最適と言えるでしょう。

ミラーの質

鏡には、主に3種類の材質があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

このように、鏡を使用する用途によって適する素材は変わってきます。歪みなく映り、なおかつ意匠の良さを考慮するならば、スタジオミラーはガラス製がおすすめです。

重量・耐久性

ミラーの重量と施工する壁面の状況によっては、事前の壁面補強工事が必要となる場合があります。
最近ではマンション・戸建てを問わず、石膏ボードが使われているケースがほとんどです。耐火性に優れているものの、重量のある物を支えるだけの十分な硬さ、強さは持ち合わせていません。

しかし、当社はプロの職人の技術によって、壁面が石膏ボードでも補強材なしで、耐久性に問題なく工事ができます。

貸しスタジオを利用している人とはどんな人？

一般の方たちのダンスやヨガ、お年寄りの生涯スポーツなどの練習場所として利用されることが多いようです。最近では学校の授業にダンスが取り入れられたため、子供さんに練習させたいという親御さんも少なくありません。

練習場所として公共の施設を借りることもできますが、「大きな声や音が出せない」「十分な設備が整っていない」といった悩みがありますし、そもそも予約がいっぱいで好きなときに利用できないというデメリットがあります。
このような理由から、必要な設備が整っていて、気兼ねなく歌ったり踊ったりできる貸しスタジオ・レンタルスタジオのニーズが高まっています。

まとめ